2017年見た映画、鑑賞録 (3)
鑑賞録まとめ、その3。
多いので10本ずつ載せることにしました…
Twitterに書いたことを拾って、少し加筆してるような感じです。
21.「A.I.」 (75pt)
やっぱり救われない話でただ悲しい、というか可哀想でした。公開当時も見て凹んだ覚えがあります。実写部分が多くて補足的にCGを使っているからかわざとらしくなくて好みですが最後の方はダメ。ハーレイ・ジョエル・オスメントとジュード・ロウ、二人とも人間っぽくなくてすごいです。まばたきしないからかな? 凄まじくロボットっぽいですよ。
22.「キャロル」(75pt)
ケイト・ブランシェットの流れるような話し方と、ルーニー・マーラのはっきりした話し方が二人のキャラクターと同じく対比されていて美しかったです。優美さと純朴さを象徴しているように思えて素敵でした。1950年代らしさを思わせるザラザラした映像とそこに添えられる音楽もきれいでした。
あなたは若いから解決や説明を求めるでしょう
でも いつか分かる時がくる
23.「ミス・ペレグリンと奇妙な子どもたち」(80pt)
タイムループ云々の設定がよく分からなかったです。しかし、それでも面白いという力技。それぞれのキャラクターが生きていて素敵でした。音楽がかっこよくて、衣装は言わずもがな。うーん、奇妙でした。ティム・バートンはファンタジーが向いていますね。
24.「君の名は。」(78/82pt)
随分話題になっていましたが、やっと見ました。音楽と映像が良かったです。シンクロして相乗効果が生まれて。
1回目見た時に理解・消化しきれず、解説とか感想とか散々読んでから2回見ました。そうしたら色々と腑に落ちたり、落ちなかったり。初回は物語を追うのに精一杯で感情のレベルで見られなかったです。あんまり考えながら見る映画でもないのかもしれません。設定が微妙なところもあった気がしますが、まあ面白かったです。ちょっと期待しすぎてたかな。
25.「21g」(68pt)
人は死ぬと21g重さが減る云々という予告だったと思ったのですが、見てみたら内容は予想していたものとは違いました。交通事故の加害者・被害者・被害者に心臓を提供された患者、という3組の家族をつぎはぎしてシャッフルしたような時系列で描いた作品。見ごたえはありますが、結構重かったです。
26.「ドクター・ストレンジ」(83pt)
なにこれめっちゃ面白い。魔術ワクワクする。視覚で捉えている映像が私の想像を超えていて、見ていて脳が混乱しました。だけどその混乱具合がとても気持ちいい。音楽もすごくカッコよくて映像にあっていました。笑えるし飽きないし見やすいです。4DXで見たら抜群だろうなと思いました。「Shambalah」のくだりが好きです。
27.「マグニフィセント・セブン」(95pt)
この映画は100%の格好良さで出来ている。西部劇はほとんど見ないのですが、最初から最後まで夢中で見ていました。音楽も衣装もカッコよくて、セットも過剰すぎなく程よくオシャレ。銃を扱う時のカチッて音がかっこいい。とにかく全部かっこいい。
28.「潔く柔く」(60pt)
原作未読。岡田将生と長澤まさみが二人とも美しく、もうそれだけで充足感のある映画でした。逆にそれ以外あまりないかな。15歳の役はちょっと無理あると思います。
29.「カイジ2 人生奪回ゲーム」(60pt)
何も考えずに見られる娯楽作。考えたら笑ってしまうところがたくさんですね。藤原竜也の過剰な演技が楽しいです。伊勢谷友介はやはり、男前…
30.「殿、利息でござる!」(70pt)
同じく阿部サダヲ主演の「謝罪の王様」的ハイテンション・コメディかと思っていたのですが、普通に面白い・いい話でした。史実に基づいていることがしっかり出ていて良かったな。あの出演者にはびっくりしました。演技もできるんだねえ。
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