【2回目/4DX】ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(92pt)
2016年 アメリカ ファンタジー/ドラマ
4DXで吹替版を見てきました。初めての4DXだったのでその感想と、2回目のファンタスティックビーストの感想と書きます。
前回は、字幕2Dを鑑賞。その時の記事はこちら。
4DXって知ってますか?
専用のメガネをかけて、スクリーンを見ると映画が3D映像に見えるのがいわゆる「3D上映」です。そして簡単にいうと、その3D上映に、視覚効果・体感・嗅覚効果を足したものが4DXです。
あの専用メガネをかけてスクリーンを見るというところは一緒で、座っている座席が動いたり・フラッシュやスモークの視覚効果があったり・雨や雪が降ってきたり・うっすらですが香りがしてきたりといった、より体感的な映画体験ができる上映方法となっていました。
私が見たのは109シネマズでしたのでその4DX紹介サイトを貼っておきます。
4DXすごい!
鑑賞前4DといえばUSJにいくつかあるアトラクションを想像して、それに比べたらそんなには動かんだろうと予想していました。だってアトラクションは数分だけど、映画は2時間。同じ感じで動いたり飛び出したりしたらきっと疲れて2時間は見ていられない。これがね、油断でした。
映画の上映が始まって、まず4DXのプロモーション動画が流れます。その動画を見ながら、アレヨアレヨと次々特殊効果を体感。すごい、すごすぎるで、4DX…!とびっくり。いざ本編始まって見ると、プロモーション動画よりは動きは落ち着いているものの予想していたよりは動くし、迫力もあるなあといった感じでした。
前の方の席で作品に没頭
席は前から2列目、後ろから4列目という真ん中より少し前だったのですが、後ろの席より前の方が臨場感があると思います。視界が全部スクリーンで、余計なものが見えないので作品に没頭しやすかったです。逆に酔いやすい方はダメでしょうね。椅子が少し上向きに設置してあるようで、スクリーンを見上げる首が痛くなるということはありませんでした。
ファンタスティック・ビーストは4DX向き!
今回初めて4DX上映を見たのですが、今回選んだ作品「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」はかなり4DX向きの作品だったと思います。カメラの動きが結構大きく・激しかったことと、視点の動くシーンが多かったこと、魔法を使うシーンが多かったこと、等など挙げればキリはないのですがこの作品のもつ特色が非常に4DXの効果にあっていた。椅子が動いたり、風が吹き出したりするところが、映像にうまくマッチしていたと感じました。
特に感動したとこ
派手な動き・効果も多く、アクションシーンでは迫力満点ですっごく面白かったです。しかし私が特に感動したところは、トランクの中に入って動物たちと触れ合っている時に風がそよそよ〜と吹いていたところ! ただそれだけの特殊効果なんですが、これがすごかったです。もうまるで、映画の中に自分も入ってるみたい。すごい。地味だし、映画を見ている上ではなんてことないシーンなんですけど、鳥肌立つぐらいすごかった。ぜひこれは映画館で体験してもらいたいところです。
他にも3D映像になったことで、登場人物・キャラクターどちらも立体感が出てまるで目の前にいるかのようでした。先に2Dで見ているので、その変わりようにまた感激したり。ニュートのふわふわの前髪に触りたくなったり。フランクの羽の輝きの綺麗さに打ちひしがれたり。本当すごい。映像技術はついにここまで来たか、と感じます。
4DXのデメリット
すごいすごいと連発しましたが、デメリットを感じる部分もあります。
- 迫力満点・スリル満点・めっちゃ面白い!反面、アトラクション的な部分が大きいためストーリーがまず頭に入って来ません。
- 私は吹き替えで見たのですが、これで字幕だと結構キツイだろうなと思いました。いろんなことを感覚で捉えながら画面を見るのに精一杯で、字幕まで読んでいる余裕は私にはないと思います。
- 席数が少ない。2D上映に比べて、シアターが小さく上映回数も少ないので人気作品だとチケットを取るのが難しくなります。事前予約等すれば、全然取れる感じでしたが3人以上で横並びは難しいのではないかと。
- 酔う人は酔うと思います。酔うまで行かなくても、見終わった後かなり疲れを感じる人もいそう。しかも途中で退出するのは安全上難しいはずなので、しんどくても席に座り続けなければいけません。なので苦手な人はやめとくべき。
あとは通常の鑑賞料金に比べて少し料金が高くなること、ポップコーンやジュースが爆発しないか心配…というところですかね。蓋つきの紙カップ入りのジュースは大丈夫でした。
字幕か吹替か
初回は字幕2Dを見たので、今回は吹替4DXを見ました。吹替にした理由は上述の通り、字幕読んでる余裕はないと判断したからです。で両方見てみての感想。
字幕が良かった
- やはり俳優・女優の演技をそのまま見られるという良さがある。声のトーンや抑揚も本来のものを聞けるというのは大きいです。吹替版で役者を評価するのは難しいかと。
- 魔法を使う場面で、カタカナ表記の呪文に、日本語でルビがつくので言葉の意味がわかりやすい。
吹替が良かった
- 動きのある場面でも映像に集中できる。動きの激しい映像で字幕を見ていたら訳が分からなくなることがあります。
- 映像の細かい部分までじっくり見られる。(初回に見逃していたけど、2回目に気づいた部分というのがいくつもありました)
- 言い回しが分かりやすい。日本人向けに吹替てあるので言い回しも分かりやすくなっている。字幕に比べると文字制限はゆるいのかな?
といった感じです。それぞれ良さがあるのでお好みで選ばれると良いかと。私のような欲張りさんは2回見てしまうことをお勧めします。そしてそして、字幕・吹替で2回鑑賞を考えてる方は、ぜひ4DXもご検討を! レンタルやネット配信では体験できない、映画館ならではの上映方法なので劇場で見る特別感を感じられるところも好きです。
ファンタスティックビーストというより4DXのレビューになってしまいました。また違う作品でも利用してみたいと思います。ファンタスティック・ビーストはねえ、もう、2回目でも超面白かったし、ワクワクした!