コールドケース 迷宮事件簿 S7 視聴終了
Dlifeで放送されていた「コールドケース 迷宮事件簿」ですが、11月17日をもってS7の放送が終了しました。S1から地味〜に見続けていたのですが、シーズン7にて打ち切りだそうで。これでファイナル。
「コールドケース」
コールドケースは1話完結の刑事もので、何十年も前の事件を捜査したりして当時の時代背景などを考慮した作品が多かったかな。歴史に疎い私は、この作品でアメリカにおける差別や色々な運動が取り上げられることも多くて結構色々と勉強になりました。KKKを知ったのもコールドケースだったな… エピソードによっては 70年代・80年代のファッションやインテリアも再現されていたりして、時代背景と一緒に視覚的にも面白かったです。
1話完結なので、家事の合間や片手間に見ていた部分もあったのですが、それでも引き込まれるエピソードが多くて…ついつい用事する手を止めて見入ってしまったものです。打ち切りになったのは制作費がかなりかさんだからだ、と言われていますが確かに事件当時の音楽を使ったり・美術にこだわったりと、お金はそれなりにかかっていたのだろうなあ。
S7で印象に残っているエピソード
第11話 リクルーター
陸軍への勧誘を仕事にしていた男性が何者かに殺害されたエピソード。
軍への勧誘というと日本ではあまり馴染みがありませんが、アメリカではこんな文化があるんだなあと思った記憶があります。エピソード内で最初予想された展開とは二転三転あり、結局犯人は見つかるのですがなんか切ないエピソードだった。
第13話 グラフィティ
1980年代、街でグラフィティアートを描いていたを少年がスプレー塗料で窒息死させられていたエピソード。
登場人物の多くになんとなく感情移入してしまって、大号泣してしまった。涙腺がピンポイントでゆるい私は、少年たちのやりとりで…ウッとなってしまったのでした。隠された絵が映されるとこも…ウッとなりました。
感想
アメリカでかなりの視聴者数を持っていたというのも頷ける、とても面白いドラマでした。他国の文化や歴史の一部として見ている私がこれだけ面白いと思うのだから、これが「自国の文化や歴史の一部」であるアメリカ国民からは絶大な支持を誇っただろうなあと思います。見ていてある種のノスタルジーを感じる部分もあったでしょうね。
ファイナルシーズン、ファイナルエピソードではあっさり終わってしまったなあという思いもありましたがこれで良かったような。またいつでも続きできるしね…笑
日本版「コールドケース」
WOWOWで日本版コールドケースなるものが現在放送されています。主演は吉田羊。WOWOW見てると結構CMも入るしプッシュ作品のようです。私はあまり興味が持てず見ていません。
そういえば日本のドラマというと、数年前に上戸彩主演で放送された「絶対零度」は、かなりこのコールドケース的なドラマでした。捜査方法がちょっと違うけども。