読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Movie Journal

映画と国内外ドラマの鑑賞録です。基本的にネタバレ。

スウィート・ノベンバー (80pt)

2001年 80-89pt WOWOW ラブロマンス 洋画 旅行・ご当地系

2001年 アメリカ ラブロマンス

仕事一筋に生きていたネルソンは、自動車免許の更新でサラと出会う。サラは「私の11月にならない?」という提案を持ちかけてきて、そこから始まる1ヶ月の恋のお話。

 

昔々に何度か見たことがあった映画ですが、WOWOWで放送されていたので久しぶりに鑑賞。ルックス的な絶頂期にあったキアヌ・リーブスが格段に男前な映画です。

 

キャストについて

仕事一筋で少し傲慢なところもあるエリート広告マンのネルソンを演じているのがキアヌ・リーブスキアヌ・リーブスといえば「マトリックス」シリーズですが、個人的には「コンスタンティン」が好きです。
 

ネルソンの前に現れた不思議な女性サラを演じているのはシャーリーズ・セロンです。シャーリーズ・セロンといえば「モンスター」でアカデミー賞主演女優賞を獲得、最近では「マッド・マックス 怒りのデスロード」への出演が話題になりました。マッド・マックスでは戦う女性としてかっこいい姿を見せていましたが、若き日のシャーリーズ・セロンも、とっても美しい。
  

moviejournal.hatenadiary.com

 

ストーリーについて

エリート広告マンのネルソンが、不思議な女性サラと出会い、自由奔放で人生を楽しんでいるサラと1ヶ月を共に過ごす事で彼は人間性さえも変わっていく、というお話です。序盤は結構ラブコメ要素も強めなんですが、終盤はかなり切ない。

サラがはほとんどの毎月を1人の男性と1ヶ月を過ごすことによって、その人を「良い方向」に変えていくことを生きがいとしている不思議な女性です。ネルソンの場合は、人生に仕事しかなくそれ以外の楽しみを全く持てていないこと。彼をもっと人生を楽しめるように変えるという感じ。10月はシャイすぎる男性に自信を与えたと話すシーンがありました。

しかしサラが期限付きで男性と同棲しているのにはある理由がありました。それは映画の終盤で明かされるのですが、サラは末期のガンを患っています。1年間あらゆる治療を受けたけれど結果が出ず、化学療法を拒否し、投薬での対処療法のみを受けている状態。そんな彼女にはいわば未来がありません。だから彼女は交際に期限を設けていました。これがまあ、なんというか、王道なんですが実に切ない。

ネルソンはその事実を知ってからもサラにいろいろなアプローチをします。クリスマスを前倒しで祝ったり、家中に11月のカレンダーを貼ったり。ここでネルソンがサラに言う「毎日君を愛してる」っていうセリフもすごく切なかったです。

彼女が最後にネルソンに伝える、
「私の美しい姿だけを覚えておいてほしい」
「今終われば私たちは最高の思い出になれる」
といったセリフがなんとも物悲しく、切なかったです。

 

感想

切ない切ない、切ないだらけの映画なんですけど、本当にすっごく切ないの。
でもただ「切ない」だけじゃなく「儚さ」や「尊さ」、そして「美しさ」を感じさせるのは、バックに流れるEnyaの「Only Time」だったり、紅葉したサンフランシスコの街の街路樹の色だったりするのです。


Enya - Only Time (Official Music Video)

 

切ない映画が好きな方、あくせく息苦しい毎日の息抜きをしたい方、サンフランシスコの街並みにうっとりしたい方にオススメ。

 

小ネタ

この映画のロケ地はサンフランシスコ南東部の住宅地区「ポレロ・ヒル」という街だそうです。今でもサラの暮らしていた可愛い家があのまま残ってるんだとか。あとすぐ近くにある「FARLEY'S」というカフェもロケ地だそうです。サンフランシスコ、行ってみたーい。
スウィート・ノベンバー ロケ地」で検索するとロケ地を訪れられた方のブログがたくさん出てきますのでチェックしてみてください。