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Movie Journal

映画と国内外ドラマの鑑賞録です。基本的にネタバレ。

シン・ゴジラ (95pt)

邦画 映画館 90-99pt SF 2016年

2016年 日本 SF

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21世紀のゴジラ。東京都に現れたゴジラを日本人が迎え撃つお話。

友人のおすすめで、私にしては珍しく映画館へ足を運びました〜。いつもはWOWOWで映画鑑賞なのですが、やっぱり大きなスクリーン&いい音響というのはとても幸せでした。ふぅ。こういった特撮物や、アクション映画は映画館で見た方がやはり迫力満点で良いです。今回を機にもう少し映画館での映画鑑賞を増やしていこうとしみじみ思いました。



ほんで。シン・ゴジラですがね、これ、すっごく面白かったです。あまり特撮物や怪獣映画を見ない私でもとても楽しめました。
もともと私はエヴァンゲリオンが好きなので、同じ庵野秀明監督ということで期待はしてました。率直に言うと、この映画は、ちょっとエヴァンゲリオン。あのテーマが流れた時はおもわず笑ってしまいました。
おすすめしてくれた友人から「エヴァンゲリオンヤシマ作戦が好きなら、好きだと思うよ〜」と聞いていたのですが、まさにその通り!友人的確かよ!と思いました。

そして初っ端から画面から溢れ出てくる情報量の多さに打ちのめされました。未だかつてこんなに情報量の多い映画があっただろうか。登場人物全員が早口で喋りまくるし、画面にはテロップ(というのだろうか?登場人物の名前や地名などがそれはもう頻繁に)が出たりなんだり。
でもそれが最高に気持ちよくて、ある種のトランス状態にでもなっていた気分です。この情報量の洪水はテレビで鑑賞すると、気持ち良さが半減してしまいそうなのでぜひ映画館で浴びてきて欲しいです。


いちばん好きなシーンはゴジラがビームや炎を吐いて、停電して真っ暗の東京が炎に包まれるとこです。ゴジラめっちゃかっこええやん!と座席で悶えました。ぷるぷる。

あと全体を通じた雰囲気がとても好きです。未知の生物めがけて総力戦!みたいな闘志あふれる感じはすごく元気をもらえます。序盤からドキドキワクワクを誘う展開で、私は始終ニヤついていました。映画館が暗くてよかった。


見ていて気になったのは、劇中描かれていた日本政府の対応の遅さ。
アメリカのドラマやなんかを見ていると非常時には大統領の指揮であれこれ決まってポンポンことが運ぶのでスピーディーに感じるんです。それに比べて日本政府ときたら、あれするにも会議、これするにも会議、法案作って決議して云々… これじゃ有事の対応が出遅れるのも無理ないわな。と思いました。
この体制は権力の一箇所集中を起こさない、という長所がある反面、どうしても何事も決まるスピードが遅いというのが最大の欠点だと思います。
そういう事実をうまく風刺して描いていたなぁといった印象でした。誰が言ってたのか忘れたけど「会見一つするにも会議が必要」みたいなセリフがありましたね。

その後総理大臣や関係閣僚一切がいなくなるのでこれは幾分か解消されました。この展開はいい判断だったと思います。見事に突然の世代交代を描いたように感じました。やはり未来を切り開いていくのは、若者なんだねぇ。


なんだかドタバタと色々なことが過ぎて行き、結局退治方法それなん?!みたいな地味さもありましたけど、総合的に見てすっごく面白かったです。上記の、情報の洪水を浴びる感覚も新鮮で良かった。ぜひぜひ映画館で見ていただきたい作品です。ああ、もう一回見に行ってこようかな。

特撮好きな人、エヴァンゲリオンが好きな人に特におすすめ。自衛隊が好きな人にもおすすめ。一見オタク要素強そうなのにオタク以外にも全然受け入れられる作りになっていますので、ぜひみなさまご覧くださいまし。


(PS. 序盤のゴジラのにょろにょろ感はちょっと気持ち悪かったです。)